歴史あるおもちゃの名前の由来

私は、祖父が創業したおもちゃメーカーの3代目社長として、事業の経営を行っています。
我が社が開発し、戦後の復興期に大ヒットした我が社の看板商品は、21世紀になった現在もなお継続して発売を続けていて、年間30万個を出荷する超ロングベストセラーです。
この商品には長い歴史があり、昭和初期、昭和中期、昭和後期、平成初期、現在と、時代を経るごとに少しずつマイナーチャンジを重ねています。
昭和初期に発売した商品には、現在驚くようなプレミアが付いており、インターネットオークションではサラリーマンの平均年収を超えるような落札価格が付けられたこともあります。

今年になって、我が社は新しいチャレンジを行うことにしました。
この超ロングベストセラー商品を、海外でも販売することを決めたのです。
私は、この商品の楽しさに絶対的な自信を持っています。
日本人に受け入れられたのですから、きっと海外の人々にも楽しんでもらえるはずです。
この商品を海外で販売するにあたり、新しい名前を考える必要がありました。
というのも、日本で使用していた商品名は、すでに海外で別のメーカーによって登録商標が行われており、我が社には使用できなかったからです。
この商品の名前は、創業者である祖父の名前に由来する歴史あるものだったため、新しい商品名を考えるのは苦労しましたが、今年の春に入社したばかりの女子社員のアイデアをきっかけに、すばらしい商品名を開発できました。